第11回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」募集のご案内

 新型コロナウイルス感染拡大防止に関し、5月4日の緊急事態宣言延長の政府発表を受け、今年度計画しておりました「第11回 新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」 「第5回 特別公開部門“Sword Oshigata Art”部門」は、皆さまの安全・安心を最優先することとして誠に残念ではありますが中止することに決定いたしました。
 収束のメドが整ってくることを想定し、時期をずらし実施する準備をしておりましたが、先行きが全く見通せない現状に鑑み、判断致しました。
 出品を予定して頂いておりました刀職者の皆さま、展覧会の開催を支援して頂いておりました会員並びに関係者の皆さまには誠に申し訳なく思いますが、何卒ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。
 今後、どこかのタイミングで無事終息に向かい、例えば選抜展などの発表の機会が持てるようになりましたら、またご案内したいと思います。
 まだしばらく外出自粛の状況が続くかと思いますが、どうか皆さまもくれぐれもご自愛の上お過ごしください。

 刀文協は令和2年度の公益目的事業として、長野県の坂城町並びに坂城町鉄の展示館と共催により、第11回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」を開催します。10回展では、皆さま方の過去の長年のご努力と実績に対し、文部科学省より初めて「文部科学大臣賞」を授与されるなど、職方の皆さまや当協会に対する期待度も非常に高くなっていることを実感した次第です。

 本展は大臣賞をはじめ各賞をもって優れた作品を顕彰する「コンクール形式」とするとともに、併せて、その成果を広く公開し、日本刀文化の振興を図るものであります。 つきましては、皆さまに鋭意ご応募いただきますよう、例年より早く開催の概要に関しご案内を申し上げます。 好評をいただいた前回の実績を踏まえ、今回もさらに充実した内容を期待しております。

※「鉄の展示館」での展示が終わった後、2020年の東京オリンピックイヤーに合せまして日本博主催で開催予定の「神宮の杜 芸術祝祭」に刀文協が出展者となり、今度の11回展入賞作品を東京の「明治神宮宝物殿」で展示する予定ですので、奮ってご応募願います。 (展示時期未定)

 尚、今回も、作刀・刀身彫刻/研磨/刀装の3部門の他に、特別公開部門として、“Sword Oshigata Art”部門を設けます。詳細はこちらのご案内をご覧ください。 

◯会 場:坂城町鉄の展示館
      〒389-0601 長野県埴科郡坂城町坂城6313-2
◯会 期:令和2年6月13日(土)7月4日(土)~9月6日(日)
     尚、授賞式・懇親会は、6月13日(土)7月4日(土)に開催します。
◯部 門:作刀・刀身彫刻/研磨/刀装の3部門
◯分 野:作刀・刀身彫刻・研磨・鐔(その他刀装具)・白銀(鎺その他金具)・白鞘・拵下地・柄巻き・鞘塗り・拵
●審査申込締切:令和2年3月25日(水)必着 

審査申込書(PDF形式)はこちらからダウンロード(128kb)

審査申込書(Excel形式)はこちらからダウンロード(23kb)

 

●作品受付:令和2年4月16日(木)~18日(土)令和2年5月13日(水)~15日(金)の3日間・午前10時より午後4時まで

送付による受付も可。但し、上記期間内必着「時間指定なし」で送付のこと。

応募の留意事項はこちら(PDF)240kb