第12回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」募集のご案内

刀文協は令和4年度の公益目的事業として、長野県の坂城町並びに坂城町鉄の展示館と共催により、下記の通り第12回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」を開催します。

昨年はコロナ禍という不安な状況でしたが、坂城町鉄の展示館はじめ、関係各位のご協力で「第11回展」を無事開催することが出来まして刀職者の皆さまの貴重な作品発表の機会となりました。

本展は下記の通り、大臣賞をはじめ各賞をもって優れた作品を顕彰する「コンクール形式」とするとともに、併せて、当協会の会員・非会員であることに関係なく、日本刀製作に携わる全ての職方の皆さまの成果を広く一般に公開し、正に日本刀文化の振興を図るものであります。

尚、国の重要文化財であります「宝物殿」が令和3年に竣工100年を迎えた明治神宮では、令和4年、明治天皇ご生誕170年を迎えるにあたり、「第12回展」とは別に、刀文協主催の特別展「現代刀剣作品展」を開催することになりました。(概要は後述)

特別展に併せ、記念として公開イベントも計画いたしますので、皆さまには鋭意ご応募いただきますよう、開催の概要に関しご案内を申し上げます。ご好評をいただいた前回の実績を踏まえ、今回もさらに充実した作品のご出品を期待しております。

※今回も、作刀・刀身彫刻/研磨/刀装の3部門の他に、特別公開部門として、“Sword Oshigata Art”部門を設けます。詳細はこちらのご案内をご覧ください。

○会 場:「坂城町 鉄の展示館」
    〒389-0601 長野県埴科郡坂城町坂城6313-2
○会 期:令和4年6月11日(土)~8月28日(日)
     尚、授賞式・懇親会は開催初日を予定
○部 門:作刀・刀身彫刻/研磨/刀装の3部門
○分 野:作刀・刀身彫刻・研磨・鐔(その他刀装具)・白銀(鎺その他金具)・白鞘・拵下地・柄巻き・鞘塗り・拵

●審査申込締切:4月8日(金)必着
 審査申込書(PDF形式)はこちらからダウンロード
 審査申込書(Excel形式)はこちらからダウンロード
*申込者には、4月18日頃までに出品票・審査料振込用紙を送付いたします。

●作品受付:令和4年4月21日(木)・22日(金)の2日間、午前10時より午後4時まで。
 坂城町 鉄の展示館(長野県埴科郡坂城町坂城6313-2)
 送付による受付も可。但し、上記期間内必着。「時間指定なし」で送付のこと。

 応募の留意事項はこちら(PDF)

【特別展概要】

上記、第12回展の入賞作品を展示すると共に、一般社団法人日本甲冑武具保存会の協力を得て一部、甲冑を展示するなど日本刀に縁の深い明治天皇のご生誕170年を寿ぎ、日本の誇るサムライ文化を国内外に広報する機会と致します。

第12回展出品作品以外の出品作品については、別途、出品審査会を開催し、「明治神宮 宝物殿」での展示に相応しい作品を選定いたします。尚、第12回展の入賞作品は坂城町での展示が終わった後、一旦お返しし、10月に再度お送りいただく予定ですが詳細は後日発表いたします。

特別展名称  明治天皇ご生誕170年記念「現代刀剣作品展」(仮称)
会場「明治神宮 宝物殿」(国の重要文化財)
     〒151-8557 東京都渋谷区代々木神園町1-1
会期 令和4年10月下旬~11月下旬(明治神宮と調整中)

※その他の詳細は事務局にお問い合わせください。

 公益財団法人日本刀文化振興協会 事務局
 〒115-0044 東京都北区赤羽南2-4-7 鷹匠ハイツ301号
 https://www.nbsk-jp.org/  電話03(5249)4440 FAX03(5249)0065 E-MAIL tbk@nbsk-jp.org