日本刀発見手続き

 日本刀は「銃砲刀剣類所持法」により、各都道府県の教育委員会が行っている「銃砲刀剣類登録審査会」によって登録の基準を満たし、「銃砲刀剣類登録証」(登録証)が交付された刀剣のみ所持することが許されています。

 日本刀を発見した場合は、直ちに最寄りの警察署の保安課に連絡し「発見届け出済証」の発行を受けて下さい。善意によって届けられた刀剣類が、正当な理由もなく直ちに没収されたり、善意の届出者が不法所持で罰せられる事はありません。ただし、虚偽の申告をすると罰せられますのでご注意下さい。

 その後、各都道府県教育委員会の「銃砲刀剣類登録審査会」に現物と必要書類を持ち込み、登録の基準を満たしたものには「銃砲刀剣類登録証」(登録証)が交付されます。審査日(1~3ヶ月に1回程度)は各教育委員会により異なります。詳細は各都道府県教育委員会にお問い合わせください。

 この登録制度は戦後、戦時中に作られた無鍛錬の刀〈昭和刀・軍刀〉と歴史的価値のある美術刀剣とを区別し、戦後進駐軍による刀剣の没収から、美術品としての刀剣を守り、合法的に所持できるように出来た法律です。よって戦時中に作られた無鍛錬の刀剣や刃紋の無いものには登録証は発行されず、その刀身は破棄されることになります。またそれ以前に製作された古い刀剣でも刃紋がなく美術品として認められない刀剣も同様の扱いになります。但し戦時中に製作された刀剣でも美術品として認められたものには登録が許されます。

 戦後この制度が始まってから約60年経過していることから、現在では「銃砲刀剣類登録証」(登録証)が付いていた可能性がある場合はその刀の特徴を全国照会し、全国の登録原票の中から該当の刀剣が見つかった場合、登録審査員の判定により再交付される場合があります。

○各地の教育委員会で無事「銃砲刀剣類登録書」が発行されたら!

 せっかく「登録証」が取得できた刀です。これからはサビ等が発生しないように研磨などを実施して、末永く大切にされることをお勧めいたします。きっと見つけられた「刀」も喜ぶはずです。
 当協会では、公益財団法人として専門の研師などが、研磨や手入れ・保存方法などについてご相談を承ります。

〝登録が済んだ刀は、今後はどうしておくのが良いのか?〟
〝研磨費用はどのくらいするのか?〟

など、ご相談者様の立場に立って、お答えいたしますので気軽にメールや電話・FAXでお問い合わせください。

【お問い合わせ先】
公益財団法人 日本刀文化振興協会 本部事務局
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