【日本刀の匠展】開催報告と御礼

 21日間にわたる「明治天皇110年祭並びに明治天皇御生誕170年記念【日本刀の匠展】」が11月20日に無事終了致しました。
 この間、老若男女を問わず3,651名もの多くの皆様にご観覧いただき関係者一同、心より御礼申し上げます。
 今回の開催にあたり、明治神宮の皆様には、日本刀に対する深いご理解とご協力をいただき心より御礼申し上げます。明治天皇に縁のある宝物殿で【日本刀の匠展】を開催できましたことは、刀職者にとりましても大変光栄なことであり、御祭神に対し現代刀職者の作品をご覧に入れることにより、刀職技術を現在に残すきっかけをお作りいただいたことに対する御礼の気持ちを表すことができたのではないかと思っております。
 作品をご覧いただくのはもちろんのこと、普段なかなか接する機会のない刀職者に対し直接ご質問をいただいたり、また、それにお答えすることにより数多くの交流を持つことができ、今回の展覧会開催の意義を改めて感じた次第です。
 「日本刀」が、お守り刀として現在でも皆様と深く関係していることが少しでも多くの方々にご理解いただけましたら望外の喜びであります。これからも、「日本刀文化」を身近に感じていただけますよう、様々な取り組みを行って参ります。これをご縁に、今後とも公益財団法人日本刀文化振興協会に対するご理解・ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
 秋の好天にも恵まれ、無事開催できましたことをご報告し、併せて御礼の言葉と致します。
【日本刀の匠展】運営実行委員長 宮入小左衛門行平

※ご来場いただきました皆様へ
 今後の展覧会開催のため、今回ご覧いただく中でお気づきになったことや、ご意見・ご感想・ご要望・改善点の提案など、どのような事でも結構です。当協会宛にメールにてお寄せください。今後の糧としたく思います。
 その際「展覧会開催の感想」というタイトルでお送りいただけましたら助かります。
「メールアドレス」 tbk@nbsk-jp.org

職方の皆さんによる撤収作業風景