大野義光(1948-)は新潟市(旧黒埼町)に生まれ、大学在学中に刀鍛冶を志し吉原義人師・荘二(国家)師に入門、備前伝の刀作りを極めて行くことになりました。1976(昭和51)年、生家近くに鍛刀場を構えて独立。1984(昭和59)年には再現が困難とされる備前福岡一文字派の国宝の太刀《山鳥毛》の写しを完成させ、一躍脚光を浴びました。鎌倉時代中期の備前鍛冶が作り出した華やかな丁子乱れに迫る、やわらかな匂口の刃文。代表作《山鳥毛》写しを交え、現代刀工最高峰の一人と評される大野師の作を前期(8月2日~9月2日)・後期(9月4日~10月6日)合わせて計17口展覧いたします。
会期:2019年8月2日(金)~10月6日(日)
会場:星と森の詩美術館
〒948-0101 新潟県十日町市稲葉1099-1
TEL 025-752-7202 FAX 025-752-7203
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休 館 日:火曜日
入 館 料:一般500円、小・中学生200円
【ギャラリートーク開催】
①8月3日(土)14時より
②9月7日(土)14時より
http://www.hoshi-uta-m.jp/02-exhibition/index.html#oono-g