11月3日、展覧会も最終日を迎え、この日、在セルビア日本国大使館、今村朗特命全権大使をはじめ多くの皆様にお越し頂きました。今回は三日間の開催でありましたが、三日間ともお越しになる方が何人もいらっしゃったり、地元で、見よう見まねで自作した日本刀の様なものを持参し両刀匠に見て欲しい、と申し出た方もいらっしゃるなど、日本刀に対するその熱い思いに、こちらも感激した次第です。
何人もの皆様から”次はいつ来てくれるのですか?”とも言われ、改めて、日本刀及び日本文化への興味の深さにこちらも驚きました。今回、単に日本刀の歴史、鑑賞の楽しみ方、手入れの仕方等をお話するだけではなく、刀の受け渡しの際の作法や、刀に対する敬意を表する所作なども必ずお伝えいたしました。各方面のご協力をいただきわずか三日間の開催日程にもかかわらず、予想を上回る1600名ものご来場をいただき開催できましたことを心から感謝申し上げます。
また、現地にいらっしゃる通訳の方、解説のお手伝いをいただいた方のそれぞれの熱いおもてなしの心が伝わるご協力にも深く感謝いたします。
また次回開催したいと思う、素晴らしいベオグラードでした。
Author: tobunkyo
「日本サムライアート展〜日本刀の美〜」ワークショップ
「日本サムライアート展〜日本刀の美〜」前夜祭レセプション
セルビア共和国首都ベオグラードで「日本サムライアート展〜日本刀の美〜」の前夜祭レセプションが開催されました。
11月1日から始まります同展覧会のレセプションとして、在セルビア日本国大使館の方、ベオグラードの大学関係者、テレビ局の皆様、など多くのお客様をお迎えしレセプションを開催いたしました。各ゲストからのスピーチをいただいた後、宮入小左衛門行平刀匠による主催者挨拶を行い、内覧会に入りました。初めて見る日本刀に大変感動していただいたようで、同行いたしました明珍宗裕刀匠も質問攻めに合うなど大盛況でした。
ベオグラード市内の目抜き通りにあるビルの壁面を使った広告ディスプレイに、1分おきにPR画面が映されなど、我々も驚きつつ、気を引き締めて、ご来場の皆様に楽しんでいただけますよう日本刀文化普及に尽力して参ります。
「日本サムライアート展~日本刀の美~」in セルビア共和国
『刀装具シンポジウム』開催のご案内 10/29(火)
久保善博氏、日本鉄鋼協会から「俵論文賞」を受賞
この度、久保善博刀匠(日本刀名匠)が、日本鉄鋼協会から「俵論文賞」を受賞されました。
2023年度の「鉄と鋼」誌に発表された論文「たたら製鉄の銑生成に及ぼす砂鉄中TiO2濃度の影響」が認められたものです。(1年間に「鉄と鋼」誌に掲載された論文の中から4報が選ばれます)
久保善博刀匠は、刀を作る〝職方〟である一方、それを学術的に分析し論文発表を行うなど研究者としての正に〝二刀流〟は、刀剣界におきましても画期的なことです。
おめでとうございます。
詳しくはこちらのリンク
https://tetsutohagane.net/news/announcements/20241001
秋の国際短編映画祭 イベントのお知らせ
秋の国際短編映画祭にて、スイスと日本国交160周年を記念した、スイスショート特集が上映されます(主催:ショートショート実行委員会)
この中で、久保善博刀匠のお弟子さんで広島在住、スイス人の刀鍛冶ジョハンさんを追ったショートドキュメンタリー「ジョハン、炎のダイアローグ」(監督はスイス人のロマン・ゲラさん)が世界初公開されます。
本映画祭には、刀鍛冶のジョハン・ロイトヴィラーさん、監督のロマン・ゲラさんも登壇し、制作背景や、刀鍛冶への熱い想いをお聞きします。
東京での開催となりますが、ご都合がつきましたら是非ご参加ください。
※無料のイベントになりますが、お席の予約が必要ですのでネットからお申し込みください。
第14回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」授賞式
夏期休業のお知らせ
いつも本協会の活動にご協力・ご参加いただきありがとうございます。
誠に勝手ながら、協会事務局は、8月13日(火)〜16日(金)を休業とさせていただきます。