年末年始のおしらせ

本年も本協会の活動にご協力・ご参加いただきありがとうございました。

誠に勝手ながら、協会事務局は、12月25日(土)〜1月5日(水)まで休業とさせていただきます。

明くる年も、より一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

「埼玉wabisabi大祭典2021」のご来場御礼

11月20日(土)、21日(日)と大宮で開催されました「埼玉wabisabi大祭典2021」に多数ご来場頂きありがとうございました。2日間にわたりました刀文協のワークショップも好評のうちに終了いたしました。

尚、20日に開催しましたパークステージでの刀職者4名によるトークショウの模様はYoutubeにてご覧いただくことが出来ます。(開始から1時間〜1時間35分あたりに出演)

【11月20日(土)パークステージ】埼玉WABI SABI 大祭典2021 – YouTube

「埼玉 WABI SABI 大祭典2021」11/20(土)・21(日)

11月20日(土)と11月21日(日)の二日間にわたって開催されます「埼玉WABI SABI大祭典2021」に埼玉在住の刀職者が出演します。

埼玉 WABI SABI 大祭典2021

有料イベントへの参加申込はHPからお願いします。
【開催内容及び日時】
●ステージイベント
11月20日(土)⒒:30~12:00
〜刀の世界に生きる匠たち〜
川﨑晶平、下島房宙、水田吉政、森井 鐵太郞に語っていただきます。
【開催場所】大宮公園内

●ワークショップ
触れて観る日本刀~銘切り体験と刀剣鑑賞
11月20日(土)10:00〜、13:00〜、14:00〜、15:00〜、16:00〜
触れて観る日本刀~研磨体験と刀剣鑑賞
11月21日(日)10:00〜、11:00〜、13:00〜、14:00〜、15:00〜
【開催場所】
高鼻コミュニティセンター 3階 和室、第6・7会議室
アクセス→高鼻コミュニティセンター

公益財団法人さいたま市文化振興事業団

「新御番鍛冶プロジェクト」のお知らせ

現代最高峰の刀匠による隠岐神社への刀剣奉納「新御番鍛冶プロジェクト」始動。

2021年は、後鳥羽上皇が隠岐に遷られてから800周年の記念の年にあたります。
後鳥羽院は刀剣をこよなく愛し、優れた刀匠を庇護したと伝えられています。そんな彼のもとには「御番鍛冶」と呼ばれる名のある刀鍛冶が多く仕え、現在に残る名刀が多く生み出されることとなりました。

「新御番鍛冶プロジェクト」は、御番鍛冶の伝承を現代に甦らせ、後鳥羽院をまつる隠岐神社に現代最高峰の刀工技術で作る刀を奉納することで、刀剣文化を記憶、そして次の世代に継承してゆくことを目指して走り出しました。

令和3年(2021)10月16日(土)の隠岐神社の後鳥羽院遷幸800年記念大祭における神前鍛錬を皮切りに、新御番鍛冶に相応しい刀匠12名に刀の奉納を一振づつお願いしていきます。目標は、御番鍛冶の伝承に沿って12振。すべての奉納刀が揃うまでプロジェクトの継続を目指します。

奉納の儀式を終えた奉納刀は後鳥羽院資料館にて展示し、皆様にご鑑賞いただけるよう設備などを整えていく予定です。
新御番鍛冶の記念すべき第1刀目の製作は、令和3年(2021)10月16日(土)秋の大祭で月山貞利氏による神前鍛錬より始まります。およそ1年をかけ作刀に入り、完成次第、隠岐神社の大祭にて「奉納の儀」が行われます。

第11回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」終了のご報告とご来場御礼

 8月29日(日)をもちまして、第11回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」が無事終了いたしました。この間、多くの皆さまにご来場頂き心より御礼申し上げます。
 現在も続くコロナ禍ということもあり開催が危ぶまれておりましたが、会場となりました坂城町「鉄の展示館」のご支援ご協力を得まして、新型コロナ感染拡大防止対策もきちんと実施して頂いた上で開催し無事会期を終えることが出来ました。坂城町はじめ開催にあたりご協力頂きました関係各位の皆さまに改めて心から御礼申し上げます。
 また、各種ご協賛を頂き運営をサポートして頂きました皆さまにも深く感謝申し上げます。来年こそは、晴れて今まで通り関連イベントもお楽しみ頂きながら、刀職者の皆さまの卓越した作品を鑑賞できる展覧会を開催したく思います。
 どうか来年もよろしくお願いいたします。

公益財団法人日本刀文化振興協会 
理事長 吉原 國家

令和3年度「刀職者実技研修会」中止のお知らせ 8/27(金)~29(日)

8月27日(金)から29日(日)まで開催を予定しておりました令和3年度「刀職者実技研修会」ですが,まだ収束時期の見えないコロナ禍の現況に鑑み大変残念ではありますが今回、急遽中止と決定いたしました。
同研修会の参加希望者はもとより、見学を楽しみにしておられた皆さま方には大変申し訳なく思いますが、事情をご理解頂きご了承のほどよろしくお願いいたします。

「百錬精鐵 刀匠 月山貞利展」京都髙島屋8/25(水)~31(火)

会場:京都髙島屋6階美術画廊
※最終日は午後4時閉場
京都髙島屋の営業時間についてはHPをご確認下さい。


月山鍛冶は鎌倉時代初期の鬼王丸を祖とし、奥州月山の麓で鎌倉、室町期に栄えました。月山鍛冶の最大の特徴は、刀身全体に波のように流れる「綾杉肌」で、月山鍛冶の鍛えた刀身に顕著に現れることから、月山肌とも呼ばれます。江戸時代に入ると月山鍛冶は様々な要因から影を潜めますが、松尾芭蕉の「奥の細道」に「此国の鍛冶、霊水を撰てここに潔斎して剣を打、終に月山と銘を切って世に賞せらる」とあるようにこの時代にもその名は広く知られていました。
幕末の月山貞吉もこうした鍛冶の1人でしたが、天保期に大阪へ移住し月山鍛冶の再興を果たし、大阪月山の基を開きました。その後、月山貞一(帝室技芸員)、月山貞勝、月山貞一(重要無形文化財保持者)の各時代に様々な苦難を乗り越えながらも、月山貞利によってその尊い技術は現代に受け継がれています。
本展では約八百年続く綾杉鍛えの作品や月山家に伝わる刀身彫刻、日本刀各伝の作品を一堂に展示致します。また後継の刀匠月山貞伸の作品も同時に展示致します。
刀匠月山貞利が鍛え上げた渾身の最近作をどうぞご高覧下さい。

「明治の拵、令和の刀」銀座三越 8/17(水)~8/24(火)

会期: 8月18日(水)から8月24日(日)「最終日午後6時終了」
会場: 銀座三越 本館7階 ギャラリー

令和の刀は明珍宗裕、河内一平の 作品を出品いたします。

*諸般の事情により、営業日・営業時間、予定しておりましたイベント等が変更・中止になる場合がございます。
必ず事前にホームページを確認してからご来店下さい