第7回「特別公開部門“Sword Oshigata Art”部門」募集のご案内

 当協会では、本年5月27日(土)から開催する第13回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術者展覧会」において、第7回の特別公開部門として「“Sword Oshigata Art”部門」を同時開催致します。また「坂城町鉄の展示館」での展示の後、10月28日(土)から三島市にあります「佐野美術館」でも展示致します。
「押形」コンクールは当協会の皆さまはじめ、日本刀の従事者や愛刀家の皆さまより大変ご好評をいただいており日本刀を広く一般の皆さまに深くご理解いただくための展覧会として実施いたします。つきましては、奮ってご応募下さいますようお願い申し上げます。
※ 仮巻き軸に自分で張った(部分的な仮止めでも良い)簡易表装も認めます。

○「特別公開部門“Sword Oshigata Art”部門」は、第13回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」とは別の展覧会として、専用の「審査申込書」で扱われます。

○会場、会期、受付、審査の日程は、第13回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」と同様といたします。

●審査申込締切:令和5年3月31日(金)必着
審査申込書(PDF形式)はこちらからダウンロード
審査申込書(Excel形式)はこちらからダウンロード
*申込者には、4月7日頃までに出品票・審査料振込用紙を送付いたします。

●作品受付:令和5年4月15日(土)~16日(日)の2日間・午前10時より午後4時まで
送付による受付も可。但し、上記期間内必着。「時間指定なし」で送付のこと

応募の留意事項はこちら

 

『過去の優秀作品』

第13回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」募集のご案内

 刀文協は令和5年度の公益目的事業として、当協会のほか長野県の坂城町・坂城町鉄の展示館並びに佐野美術館との共催により、下記の通り、第13回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術 展覧会」を開催致します。 本展は下記の通り、大臣賞をはじめ各賞をもって優れた作品を顕彰する「コンクール形式」とするとともに、併せて、当協会の会員・非会員であることに関係なく、日本刀製作に携わる全ての職方の皆さまの成果を広く一般に公開し、正に日本刀文化の振興を図るものであります。
 尚、本年は初めての巡回展となり、長野県の「坂城町鉄の展示館」と、静岡県の「佐野美術館」 にて順に開催いたします。それに伴いお申込みに関して例年とは異なる箇所もございます。案内をご精読の上、皆様には鋭意ご応募いただきますよう、開催の概要に関してご案内を申し上げます。今回も充実した作品のご出品を期待しております。
 ※今回も、作刀・刀身彫刻/研磨/刀装の3部門の他に、特別公開部門として、“Sword Oshigata Art”部門を設けます。詳細はこちらのご案内をご覧ください。

○会場と会期
「坂城町 鉄の展示館」
  〒389-0601 長野県埴科郡坂城町坂城6313-2
  令和5年5月27日(土)~8月27日(日)

「佐野美術館」
  〒411-0838 静岡県三島市中田町1-43
  令和5年10月28日(土)~12月17日(日)

尚、授賞式・懇親会は「坂城町 鉄の展示館」の開催初日を予定

○部門:作刀・刀身彫刻/研磨/刀装の3部門
○分野:作刀・刀身彫刻・研磨・鐔(その他刀装具)・白銀(鎺その他金具)・白鞘・拵下地・柄巻き・鞘塗り・拵

●審査申込締切:3月31日(金)必着
 審査申込書(PDF形式)はこちらからダウンロード
 審査申込書(Excel形式)はこちらからダウンロード
*申込者には、4月7日頃までに出品票・審査料振込用紙を送付いたします。

●作品受付:令和5年4月15日(土)~16日(日)の2日間、午前10時より午後4時まで。
 坂城町 鉄の展示館(長野県埴科郡坂城町坂城6313-2)
 送付による受付も可。但し、上記期間内必着。「時間指定なし」で送付のこと。

●出品料:巡回展のため1分野につき30,000円(2会場分の保険料・展示費用・運搬費等含む)
 但し、日本刀文化振興協会の会員は20,000円(内容は同上)とする。
 巡回展である為、原則として通しでの出品となるが、特段の事情がある場合は事前に事務局に問い合わせのこと。

 応募の留意事項はこちら(PDF)

※その他の詳細は事務局にお問い合わせください。

 公益財団法人日本刀文化振興協会 事務局
 〒115-0044 東京都北区赤羽南2-4-7 鷹匠ハイツ301号
 https://www.nbsk-jp.org/  電話03(5249)4440 FAX03(5249)0065 E-MAIL tbk@nbsk-jp.org

年末年始のお知らせ

本年も本協会の活動にご協力・ご参加いただきありがとうございました。

誠に勝手ながら、協会事務局は、12/29~1/6まで休業いたします。

明くる年も、より一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

【日本刀の匠展】開催報告

 10月29日(土)から【日本刀の匠展】が開催されております。
 季候の良い秋、明治神宮の杜にある「宝物殿」にお越しください。
昨年、竣功100年を迎えた「宝物殿」は滅多に開館されることがなくその館内を見学するだけでも大いに価値があろうかと思います。100年前にタイムスリップした気分で刀剣の数々をご覧ください。
 刀身41点を含み、拵、白鞘、鐔、柄巻、白銀など69点を展示しています。

10月29日(土)開館に先立ち、明治神宮権宮司の木下様にお立ち会いいただき無事テープカットをもって10時から展覧会が開始されました。

写真左より
全日本刀匠会会長
宮入小左衛門行平様
明治神宮権宮司 木下龍輝様
サポーティングスタッフ代表 青海温子様

関係者一堂勢揃い
これから神事が始まります

宝物殿全景

宝物殿全景
館内の様子

(鞘師)剣持直利による
ギャラリートーク
館内の様子
館内の様子
館内の様子

明治天皇110年祭並びに明治天皇御生誕170年祭記念【日本刀の匠展】10/29(土)~11/20(日)

 本年は、明治天皇が崩御になって110年、また御生誕になられまして170年を迎える記念の年にあたり、「日本刀のたくみ展」を明治神宮宝物殿で開催致します。

 神話の世界から脈々と、刀剣は日本の文化伝統の根底として伝わってまいりました。世界に類を見ない、126代の今上陛下まで連綿と続く天皇の皇位は三種の神器(剣・勾玉・鏡)と共にあり、それが象徴しているといえるでしょう。

 しきしまの大和心をみがかずば劍おぶともかひなからまし

 この和歌は、明治37年に明治天皇が詠まれたものであり、どれだけ鍛えあげて剣を身に付けても大和心を磨かなければ意味がない、という内容で、明治天皇が、いかに大和心(日本人の心)を大切にしておられたか窺い知ることができます。

 明治天皇は常に刀をおそばに置かれ、ご覧になっていたというご逸話が残っています。日本は明治時代の45年間で飛躍的な発展を遂げ、世界に並ぶ近代国家を築き上げましたが、その中心には、常に国のため、国民の幸福のために祈られた明治天皇がおられました。国歩多難の時勢、ご政務の合間に刀をご覧になられ、このような御製を詠まれた明治天皇の大御心は恐れ多く、現代に生きる私共もよくよく拝すべきかと思います。

 本展覧会は、「明治天皇と日本刀」について広く内外に示し、現代の刀職者による作品展示を通じて、日本刀文化への理解を深めていただくことを趣旨として開催します。日本刀に関するこのような展示及び鍛錬行事を明治神宮で開催することは初めてのことであり、刀剣界はもとより国内外においても注目されるものと存じます。

 趣旨をご理解いただき、何卒ご来館賜りますよう、お願い申し上げます。

●主 催:公益財団法人日本刀文化振興協会
●名 称:明治天皇110年祭並びに明治天皇御生誕170年祭記念【日本刀のたくみ展】
●会 場:「明治神宮 宝物殿」〒151-8557 東京都渋谷区代々木神園町1-1
【日本刀のたくみ展】に関するお問い合わせは当協会事務局(03-5249-4440)までお願いします。
  明治神宮への直接のお問い合わせはご遠慮願います。
●開催期間:10月29日(土)〜11月20日(日) 午前10時から午後4時
●休館日:毎週木曜日ただし11月3日(木・祝)は開館
●入館料:1,000円(中学生以下無料)
◆展覧会情報Twitterを開設しました。こちらから

●見どころ
竣功100年を迎えた国の重要文化財である「明治神宮宝物殿」で「第12回新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」出品作品を中心とした現代作家による刀剣作品を展示します。
大正時代にタイムスリップしたような展示空間もお楽しみください。
詳細は決まり次第ホームページにあげて参ります。

会場に刀職者の説明員が日替わりでおりますので日本刀に関することなど何なりとおたずねください。

・写真撮影について
 今回、宝物殿の外でも展示会場内でも写真撮影はOKということにいたします。
(ガラスに反射しますのでフラッシュ撮影はご遠慮ください)

【問い合わせ】公益財団法人日本刀文化振興協会
東京都北区赤羽南2-4-7 鷹匠ハイツ301号
E-mail:tbk@nbsk-jp.org
電話03-5249-4440 FAX03-5249-0065