「 月山貞利展」開催のお知らせ 10/25(水)~10/30(月)

百錬精鐵
【刀匠 月山貞利展】
Exhibition for Modern swordsmith 「Gassan Sadatoshi」
2023/10/25~10/30
東京日本橋髙島屋S.C本館6階美術画廊
※ギャラリートーク 10/29(日)15時~
この度、東京日本橋髙島屋美術画廊に於きまして「刀匠 月山貞利展」を10月25日(水)~10月30日(月)の期間にて開催して頂くこととなりました。
今回も魂魄とどめ百錬の結晶の一振一振を鍛え、後継貞伸の作品も合わせ約30振の最近作を一堂に披露させていただきます。
期間中は月山貞利と貞伸が在廊を予定しております。
どうぞこの機会に渾身の最近作をご高覧賜わりますようご案内申し上げます。
Exhibition for Modern swordsmith
“ Gassan Sadatoshi ”
Latest works will be displayed for sale at Nihombashi-Takashimaya Department store ( Main Builing 6F Art Gallery)
October 25th (Wed) → 30th (Mon) 2023
2-4-1 Nihombashi, chuo-ku, Tokyo TEL: (03) 3211-4111
Gallery talk at 15:00 on October 29th (Sun)
※ The exhibition hours is subject to change.
Please confirm the Takashimaya website about business days and hours in advance.


令和5年度「刀職者実技研修会」開催報告

 本年も坂城町中心市街地コミュニティセンターで「刀職者実技研修会」を8月26日から3日間にわたり開催致しました。今年も好評で、プロ・セミプロ・初心者の刀職者及び刀職従事希望の皆様にご参加頂き、真剣な中にも、職種の垣根を越えて一同に会ずる研修として大いに実りあるものとなりました。
 中には将来、「刀鍛冶」希望の高校生に参加頂くなど、公益財団法人として今後引き続き人材育成にも寄与していきたいと考えております。(講師9名・研修生28名・その他研修補助員が参加)
 また「坂城町鉄の展示館」の一般の来館者にも研修の様子を自由に見学して頂き、刀職の世界をより身近に感じて頂けたかと思います。

作刀部門

研磨部門

白鞘部門

白銀部門

柄巻部門

彫金部門

【研修生の感想】 彫金部門―男性― 長年日本に住んでいますが、日本に住んでいてもこうしてこんなに近くで日本の伝統工芸品や技術を見ることは貴重ですし、また実際に体験できることはなかなかないので、非常に貴重な経験をさせていただきました。 また、浮世絵の中でしか見られないような、それぞれの専門を持つ職人の方々が並んでいる光景も見られて感激でした。 私は今回彫金の研修を受けさせていただきましたが、他の専門の先生方の研修も近くでされていましたので、横や後ろなど目の届く範囲で先生方が手を動かしている姿が見え、また時には話も伺うことができ、参加していないコースの先生方であっても質問すると丁寧に答えていただけ様々な知識を増やすこともできましたので、非常にありがたい経験となりました。 みなさん伝統工芸や刀の世界は堅苦しい世界かと思いがちかもしれませんが、先生を始め参加者の方々も非常にフレンドリーで親切に交流していただけ、人との出会いで自分の社交の輪も広くすることができたので非常に有意義な時間を過ごすことができました。 この度は、本当にこのような経験をさせて頂きありがとうございました。また来年の研修も楽しみにしております。 彫金部門―女性― 刀職従事有無/経験に関わらず参加出来て有り難かった。 普段の作業状況に近しい環境を提供いただき、集中して講習を受けることが出来た。 他の参加者方の研修内容も大変参考になった。 白銀部門―女性― 沢山あった疑問が次々と解決し、知らないことを知るたびに面白くて仕方ありませんでした。そのため、先生を質問攻めにしてしまいましたし、他の部門の見学があまりできませんでした。それくらい充実していました。視野が狭くなってしまいましたが、事務局や講師の皆さんが一般の見学の来館者の対応や道具などの問題にすぐに対応してくださり、安心して自分の作業に打ち込むことができました。あまり他の見学はできませんでしたが、刀に関わる仕事のほとんどが1つの場所に集まり、俯瞰できたのも大きな勉強になりました。 白銀部門―男性― 長年参加させていただいておりますが、他の研修生へのご回答・ご指導が私にとりましても大変勉強になり、自分がこれまで見えてこなかった「気づき」の機会となっております。皆で集まっての意見交換も大変勉強になり、私にとって大きく前進できた三日間となりました。コロナ過の山は越えたと云うものも、ご指導いただく先生方を始め、事務局の皆様、会場展示館の皆様の準備や運営のご苦労につきまして、本当に感謝申し上げる次第です。今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。 研磨部門―男性― 今回初めて研ぎの研修台に座りましたが、とても丁寧に作業をご教示いただき、楽しく作業工程を学ぶことができました。加えて、自分が参加した職種のみならず、他の先生方、研修生の方々とも交流ができ、貴重なご縁をいただけたことも刀職を志す上で、大変有意義でした。いろいろな職方さまから、一度にお話を伺える希少な機会をいただき、誠にありがとうございました。 柄巻部門―女性― 2日間の参加でしたが、しっかり研修させていただきました。初めての作業でしたが少しずつ巻き方が出来て大変楽しかったです。周囲の方も良い方ばかりで前向きに取り組めました。 白銀部門―男性― 研修開始前・開催後と何度となくお電話もいただき、より多くのことを学べるようにとの心遣いをいただきました。ご自宅工房へも〝機会があるようならば、ぜひお越しください〟とのお言葉もいただき、大変ありがたく恐縮している次第です。今年度の受講生は、例年以上に熱心な受講姿勢で、講師の先生は満足な休憩もできずじまいであったかと存じます、本当にありがとうございました。 研磨部門―男性― 見て技を盗め、と云うのが常の職人の世界で、研ぎ場での姿勢から刀の固定、動かし方まで懇切、丁寧にご教示いただき、大変感謝しております。また、最高峰の研師の先生の作業を至近距離で拝見することができ、正しい研ぎのイメージを最初に印象づけられたことで、とても心強いスタートを切ることができました。研修中のみならず、今後作業を進めていく環境についても、親身になって相談に乗っていただき、自宅でも少しずつ進められそうで、希望が持てた研修会でした。重ね重ね、至れり尽くせりでありがとうございました。 白鞘部門―男性― 質問への回答も分かりやすく非常に勉強になりました。他部門の先生方も垣根のない雰囲気で相談がしやすく、それが和気あいあいとした研修の要因になったと感じています。 柄巻部門―女性― とても気さくな方で、研修の内容も様子を見ながら進めてくださり無理なく楽しく受講出来ました。 作刀部門―男性― 今回、研修の最初に刀鍛冶の現状とその厳しさについて飾ることも誇張もなく語っていただいたときに、日本刀文化がなくなってほしくないと自分の中でより強く再認識ができました。それと同時に宮入一門の努力と苦労を感じ、自分なりに今後どのように日本刀に関わり、貢献できるのかより考えるようになりました。現時点では日本刀を購入及び使う側のままでいるのか、日本刀の製作側として携わりたいのか答えはまだ出ておりませんが、いずれにせよ大好きな日本刀に関わって生きていこうと思っています。

【番組放映のお知らせ】刀剣Lovers探求 Eテレ10/4~11/29

当協会の評議員・研究員のポール・マーティン氏が講師となり、昨年のNHKで放送されました「刀剣Lovers入門」の続編として、この10月より新シリーズ「刀剣Lovers探求」が放送開始となります。新たな刀剣の解説に加え、日本刀文化が広く取り上げられています。解説のテキストと共に、番組を通して奥深い日本刀の世界をご堪能ください。

10/ 4(水) 第1回 「刀剣博物館 伝正宗」
10/11(水) 第2回 「刀剣博物館 正恒(備前刀)」
10/18(水) 第3回 「日枝神社 国宝 則宗」
10/25(水) 第4回 「足利市立美術館 布袋国広」
11/ 1(水) 第5回 「薙刀体験&大山祇神社 薙刀」
11/ 8(水) 第6回 「大山祇神社 国宝 大太刀」
11/15(水) 第7回 「大覚寺 薄緑」
11/22(水) 第8回 「北野天満宮 鬼切丸」
11/29(水) 第9回 「総集編 名刀コーナーオンパレード」

公式HPはこちら

【番組放映のお知らせ】「沁みる夜汽車」NHK 9/16(土):9/18(月)

NHKの番組「沁みる夜汽車」で当協会常任理事の宮入小左衛門行平が取り上げられます。
どうぞご覧ください。

番組名 NHK「沁みる夜汽車」
番組HPはこちら

~卒業式の翌日、僕は上野からの夜行列車に飛び乗り北に向かった。その先で何を見出せるのかもわからない。
悶々として眠られぬまま、寝台の小窓から走り去る光を追っていた。~

放送予定
BS1
初回放送 9月16日(土)午前0時35分
再放送  9月18日(月、祝)午後1時
後日、BS4K、BSK、放送予定(放送日未定)

第13回 「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」日本刀の匠たち 佐野美術館 10/28(土)~12/17(日)

第13回 「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」日本刀の匠たち 佐野美術館 10/28(土)~12/17(日)

 5月から開催しておりました「第13回 新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」 は8月28日もちまして無事終了しましたが、今回初めて、佐野美術館の名刀の特別展示を加え、第13回展の後期展として三島市の佐野美術館にて開催いたします。各種イベントも実施しますので、是非お越しください。

 日本刀を造る文化は、現代に脈々と受け継がれています。刀身(とうしん)をはじめ、刀身彫刻、研磨(けんま)、刀装具(とうそうぐ)、白銀(しろがね)、白鞘(しらさや)、柄巻(つかま)き、鞘塗(さやぬ)り、拵(こしらえ)など、日本刀に携わる匠たちの技をぜひご覧ください。

会 場:公益財団法人 佐野美術館 〒411-0838 静岡県三島市中田町1-43 TEL 055-975-7278 FAX 055-973-1790
入館料:一般・大学生1,100円 小・中・高校生550円
※土曜日は小中学生無料
※15名以上の団体は各2割引
※本展チケット半券のご提示で、会期中2回目以降の入館料2割引
開館時間:10:00~17:00(入館の受付は16:30まで)
休館日:木曜日(11月23日は開館)
主 催:公益財団法人 佐野美術館、公益財団法人 日本刀文化振興協会、三島市、三島市教育委員会
後 援:静岡県教育委員会
協 賛:伊豆箱根鉄道株式会社
協 力:全日本刀匠会

関連イベントなど詳しくはこちら

特別展示 佐野美術館の名刀
【主な出品作品】
・ 重要文化財 刀 朱銘 義弘/本阿(花押)
〈名物 松井江〉 鎌倉時代 佐野美術館蔵
・大笹穂槍 銘 藤原正真作
〈号 蜻蛉切〉 室町時代 個人蔵

佐野美術館 × 刀剣乱舞ONLINE コラボレーション
開催期間:令和5年10月28日(土)~令和5年12月17日(日)

第13回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」ご来場御礼

8月27日(日)をもちまして、第13回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」が無事終了いたしました。開催期間中多数ご来場いただき、誠にありがとうございました。また、期間中開催いたしました各種イベントにも多くの皆様にご参加いただき重ねて御礼申し上げます。これからも皆様に日本刀文化を身近に感じていただけるよう職方一同精進して参りますので、今後ともご支援・ご高配を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
尚、第13回展は、10月28日(土)から特別出品を加え後期展として、三島市佐野美術館にて開催いたしますので、どうかお楽しみにお待ちください。

Greetings from the New Chairman

I am pleased to accept my appointment as Chairman of the Society for the Promotion of Japanese Sword Culture. I am humbled by the weight of succeeding the previous chairmen in the history of this society beginning with the first chairman, Amata Akitsugu. Followed by Honami Koshu and Yoshihara Kuniie. I was particularly hesitant about accepting the position, but due to the recent passing of Yoshihara Kuniie who (along with Yoshihara Yoshindo) was a great mentor to me, I decided to accept the appointment in order to play a role in carrying out Kuniie’s wishes and intentions for the future.

Needless to say, Kuniie stood out at a young age, and it is no exaggeration to say that he was a pioneer of modern Bizen tradition of swordmaking, which still flourishes today. Due to his vigorous work load and high degree of perfection in his work, he was not just a role model for members of his own school, but also for many other swordsmiths. When the All Japan Swordsmiths Association became independent in 2006, I believe that we were able to achieve this because of his strong leadership as chairman. I am very happy that the current Japanese sword boom continues. However, I would like to conclude by telling you that I will do my best to convey Japanese sword to future generations, beyond that of a mere boom, via correct transmission as a traditional culture.

Ono Yoshimitsu (real name: Yoshikawa Mitsuo).
Chairman, the Society for the Promotion of Japanese Sword Culture (NBSK)
July 2023

理事長就任のご挨拶

 この度、公益財団法人日本刀文化振興協会理事長に就任いたしました大野義光(本名:吉川三男)でございます。天田昭次初代理事長に始まり、本阿彌光洲元理事長、吉原國家前理事長と、歴代の刀剣界重鎮の後を引き継ぐことの重さに身が引き締まる思いです。
 特に、この度は吉原義人師と並び私にとっての師匠である吉原國家師の逝去を受けてのことでもあり、去就につきましては本当に逡巡いたしましたが、國家師の意思を未来に繋げる役割を担うべく、就任をお引き受けすることといたしました。
 私が申し上げるまでもなく、國家師は若くして頭角を現し、今日隆盛をみる現代刀備前伝の先駆的存在といっても過言でもありません。旺盛な仕事量、作品の完成度の高さなど一門のみならず多くの刀工の手本となっておりました。また、平成18年には全日本刀匠会会長として強いリーダーシップを発揮し、全日本刀匠会の独立を成し遂げました。
 昨今の日本刀ブームは依然として冷めやまないことは大変喜ばしいことですが、単なるブームに留まらない、正しい日本刀の姿を伝えるべく、力を尽くすことをお伝えして就任のご挨拶といたします。

令和5年7月

令和5年度「刀職者実技研修会」開催のご案内

 本年も当協会の令和5年度公益目的事業の一つとして、「刀職者実技研修会」を開催いたします。
本研修会は日本刀にかかわる職方の技能を継承育成し、職業として自立できる次代の人材を育成することを目的として開催するものです。刀職者の職種を超えて、一堂に会して研修を受けることで非常に勉強になることも特色となっております。
 また、研修会を支障のない範囲で一般の方々にも公開し、日本刀文化への理解を深めていただく機会としてまいります。
 伝統技能の習得に、熱意と意欲をもって取り組む方々のご応募をいただきたく、下記の通り研修会のご案内を申し上げます。

1.名 称   令和5年度「刀職者実技研修会」

2.目 的   日本刀にかかわる職方の技能を継承し、職業として自立できる次代の人材を育成する。また、支障のない範囲で研修会を公開し、日本刀文化への理解を深めていただく。

3.主 催   公益財団法人日本刀文化振興協会

4.協 力   坂城町鉄の展示館

5.会 期   令和5年8月25日(金)~27日(日)(3日間)
        (25日午前9時開講、27日午後4時閉講)  詳細は別添をご参照願います。

6.会 場   坂城町中心市街地コミュニティセンター 多目的ホール
〒389-0601 長野県埴科郡坂城町坂城6313-2(坂城町 鉄の展示館 隣り)
     電話0268-82-1128
 (最寄り駅 しなの鉄道「坂城」)

7.研修部門  作刀、研磨、白鞘、白銀、柄巻き、彫金

8.募集人数  各部門3名~5名程度 (申込順)

*開催の案内はこちら pdf形式
*申込書はこちら pdf形式 word形式